本ページはプロモーションを含みます

みんなのおすすめコメント(全1件)

ラベンダーヘイズ(50代・女性)
2025/07/21

昭和20年3月10日の東京大空襲で家族を失った女の子が、大人になってその体験を綴った本です。今は東京の下町の伝統産業となっているガラス職人の娘・敏子は、自分は疎開していて難を逃れましたが、東京にいたお母さんと妹たちを亡くしました。自宅の焼け跡から、お父さんが作ったガラスのうさぎが見つかりましたが、爆弾の熱でドロドロに溶けていました。さらにそのお父さんも……という筋です。事実の重みが胸に迫ります。

新版 ガラスのうさぎ (フォア文庫 C 170)

もうすぐ終了